30代前半で購入した新築自宅がリストラになったことをきっかけに競売に・・・一家離散の危機を防ぎたい

〇〇〇〇〇〇様(仮名)

和田壮太(仮名)

年齢
30代
性別
男性
職業
会社員
住所
東京都
家族構成
妻、息子1人

ご相談内容

和田様からご相談いただいたのは、住宅ローン支払いを7か月目滞納した頃でした。
リストラになる前から会社の業績不振の影響で、給与の未払いがあったりなどで家計のやりくりはひっ迫していたところに追い打ちをかけるように競売の案内が届いたようです。
新しい仕事は決まったものの貯金も底をつきかけており、このままではあと数ヵ月間の生活しか維持できない状況でした。
このような状況をなんとか解決する方法はないかとインターネットで調べていたところ、任意売却ヘルプセンターのサイトを見つけご連絡いただきました。

解決までの対応

まず最初に和田様には任意売却とリースバックの2つの選択肢があることをお伝えさせていただきました。
今の家は将来家族が5人になったことを想定して建てたため、リースバックをした場合は家賃の支払いに懸念があるとのことでしたので、任意売却と引っ越し費用の捻出を目標に債権者との交渉を進めることにしました。
債権者は1社のみでしたので比較的スムーズに交渉が進んでおりましたが、任意売却に残る残債の支払いで揉め、最終的には月1万円の返済を継続していく形で落ち着きました。

ご相談者さまからの感想

まさか自分の人生でこのようなことが起こるとは夢にも思っておらず、対応する知識も持っていなかったのでこのままでは自己破産をするところでした。
自宅も無くなり残債が残る形にはなってしまいましたが、あのまま放っておいたらどうなっていたかと思うと本当に感謝しかありません。
不安の原因も取り除くことが出来たので、心機一転頑張っていきます。

担当者から一言

和田様のようにコロナ禍になってからは、リストラが原因で若くして住宅ローン問題を抱えてしまう方がとても増えてきています。
今回は競売の申立通知が届いたタイミングと、比較的早期に任意売却に向けて動き出すことができましたので、債権者との交渉も焦ることなく進められたのが大きなポイントでした。
任意売却は万能ではないので負担がまったく無くなるわけではありませんが、少しでも和田様の生活再建がしやすくなったのなら、私もうれしいです!