いつのまにか夫がリストラで職を失い、ギャンブルにハマりお金を浪費・・・ついには競売申立通知が届きました

〇〇〇〇〇〇様(仮名)

江崎すみれ(仮名)

年齢
40代
性別
女性
職業
主婦
住所
千葉県
家族構成
夫、息子1人(17歳)、娘1人(15歳)

ご相談内容

普段から仕事の話をあまりしない夫でしたが、まさか急にリストラされたと聞いたときは目の前が真っ白になりました。
特に支出の大部分を占める住宅ローンの支払いはすぐに滞納せざるを得なくなり、気が付けば半年以上が経過し競売の申立通知書が届きました。

夫には何度も今後のことについて相談しようとしましたが、自暴自棄になった夫は生活費を稼ぐと言ってギャンブルに逃げるようになり、残り少ない貯金を減らしていくありさまで。
自分がしっかりしなくてはと思い子供達と話し合った結果、離婚をして3人で暮らしていくことに決めました。
それから住宅ローンの滞納が続くとどうなるのかなどを調べていく過程で連帯保証人の責任や任意売却について知り、急いで任意売却をしなくてはと思い、数あるホームページの中でも情報提供が豊富だった任意売却ヘルプセンターに問い合わせささせていただきました。

解決までの対応

江崎さんは旦那様を頼る事ができない状況の中、ひとりで本当に大変な思いをしていらっしゃいました。
住宅ローン破綻に巻き込まれてしまった方の多くが心に大きなダメージを受けます。ですので、我々もまずはご相談者さまの心のケア、お話を聞くことから始めます。
江崎さんからも最初に心にたまっていたことや今後についてのお考えなどを聞かせていただいたうえで、任意売却と引っ越し代の確保、同学区内の物件確保などを進めていくこととなりました。

任意売却を開始するには債務名義人である旦那様の合意が必要です。今回は任意売却のあと離婚をして別居することが江崎さんの考える前提でしたので、短い期間の間に話をまとめるためにも我々が間に入らせていただき、任意売却と離婚について旦那様に納得いただくことができました。

任意売却に向けた交渉を進めていくと、マンション管理費や修繕積立金も滞納されていたことが発覚。マンション管理組合も交えて交渉を行うこととなり、想定していた以上に期間を要してしましましたが、競売の開札日2週間前のタイミングで任意売却を成立させることができました。
引っ越し費用も30万融通していただくことができ、新たな生活をスタートできる準備を整えることができました。

ご相談者さまからの感想

任意売却という方法を知ったときは希望が見えた気がしました。ですが任意売却について調べれば調べるほど自分だけではどうしようもなく、専門家の力が必要だとも感じました。
任意売却ヘルプセンターに電話をした時は藁にもすがる思いでしたが、担当いただいた長井さんには懇切丁寧に今の私の状況や希望を聞いていただき、振り返ればその出会いがなければ任意売却もうまくいっていなかったのではと思います。
今では、ご紹介いただいた賃貸物件に家族3人で暮らせるようになり、なにより大きな問題を抱えていないという心の余裕を取り戻せたことが本当にうれしいです。

担当者から一言

江崎さんからは子供たちに対する申し訳なさや現状を打破したい気持ちを数度の打ち合わせの中で強く感じました。
途中で思いがけないトラブルが発覚し、任意売却の期限である競売の開札日までに間に合うかなどひやひやする場面がもありましたが、最終的には当初のご要望を満たすことが出来て私もうれしかったです。
これからの親子3人新生活が明るいものになることを願っています!